「ボールが池に入ったとき、次はどこから打てばいいの?」
「OBってどこから打ち直すんだっけ?」
「バンカーに入ったら何かルールがあった気がするけど…」
ゴルフのルールを調べてもらうと、条文が多くて読む気が失せますよね。でも安心してください。初心者がコースで実際に使うルールは、実はそんなに多くありません。
この記事では「コースで実際に起きるトラブル場面」に絞って、初心者が最低限知っておくべきルールを解説します。これを読んでおけば、初ラウンドでパニックにならずに済みます。
ゴルフのルールって、なぜ複雑に見えるのか
ゴルフの公式ルールブックは数十ページあり、プロの試合では細かいルール適用で審判が呼ばれることもあります。でも一般のアマチュアプレーがコースで使うのはそのうちのほんの一部です。
特にコース初心者の場合、同伴プレーヤーが「ここはこうするといいよ」と教えてくれることがほとんど。ただ、最低限の知識がゼロだと毎回聞かなければならず、同伴者にも申し訳ないし、自分も焦ります。
まずはこの3つの場面のルールを覚えてください。
- OB(アウト・オブ・バウンズ)
- 池ポチャ・ウォーターハザード
- ロストボール(球が見つからない)
この3つを押さえれば、コースデビューで大きく困ることはほぼありません。
OB(アウト・オブ・バウンズ)のルール
OBとは、コースの境界線の外にボールが出てしまうこと。白い杭(くい)や白線で区切られたエリアの外がOBゾーンです。
OBになったときの基本的な対処:
- 1打のペナルティが加算される
- 打った場所(直前のショット地点)に戻って打ち直す
たとえば1打目がOBになったら、「1打(ショット)+1打(ペナルティ)=2打」消費したことになり、3打目として同じ場所から打ち直します。これを「1ペナ」と呼ぶことが多いです。
ただし毎回打ち直しに戻るのは時間がかかるため、多くのアマチュアコースでは「暫定球」というルールを使います。「次のショットもOBかもしれない」と思ったら、その場で予備のボールを「暫定球として打ちます」と宣言して打っておくと、戻る手間が省けます。
また、初心者同士やカジュアルなラウンドでは「OBになったら、OBゾーンの手前から2打目扱いで打てる」というローカルルール(プレー4)を採用しているコースも多いです。ラウンド前に同伴者に確認しておくといいでしょう。
池ポチャ・ウォーターハザードのルール
ボールが池や川などのウォーターハザードに入ったときも、1打ペナルティが加算されます。
池ポチャのときの選択肢:
- ① 打った場所に戻って打ち直す
- ② ボールが最後に水を横切った地点と、ピン(旗)を結んだ線上の後方に、距離制限なくドロップして打つ
②がよく使われる方法です。「池の手前から打てる」とよく言われるのはこのルールです。ただし、ボールを池に落とした地点より後ろに下がるほどピンが遠くなるので、できるだけ池の際ギリギリに置くのが一般的です。
ドロップとは、ひざの高さからボールを落として(転がさず)次の地点にセットすることです。
ロストボール(球が見つからない)のルール
ラフ(芝が長い場所)やOBゾーン付近に打ったとき、ボールが見つからないことがあります。これをロストボールと言います。
ロストボールの扱い:
OBと同様、1打ペナルティを加えて打った場所に戻って打ち直します。
ボールを探せる時間は原則3分。それを超えても見つからなければロストです。時間をかけすぎると後続のプレーヤーに迷惑がかかるため、「大体3分経ったかな」という感覚で判断するくらいでOKです。
OBの場合と同様に、「なくなりそうだ」と思ったら暫定球を打っておくと戻る手間が省けます。
バンカー(砂の窪み)での注意点
バンカーに入ってしまったとき、覚えておきたいルールがひとつあります。
バンカー内ではクラブを砂に触れてはいけない
打つ前にクラブのヘッドを砂につけてアドレス(構え)するのはNGです。ペナルティ2打が加算されます。バンカーに入ったら、クラブを浮かせたまま構えて打ちましょう。
また、打ち終わったあとは砂をならすのがマナーです。バンカーのそばに「レーキ」と呼ばれるくまで状の道具があるので、それで自分が打った跡をならしておいてください。
スコアのつけ方:ストロークとペナルティの数え方
ゴルフのスコアは「そのホールで何打打ったか」を数えます。ペナルティも打数に含まれます。
- パー(Par):そのホールの基準打数。パー4なら、4打でカップ(穴)に入れることが目標
- ボギー:パーより1打多い(パー4なら5打)
- ダブルボギー:パーより2打多い(パー4なら6打)
初心者の場合、1ホールで大叩きになることもあります。そのときは「1ホールの打数上限を決めてスコアをつける」という考え方もあります。たとえばパー4のホールなら最大8打でスコアを止める(それ以上打ってもスコアに加算しない)方法で、「ダブルパー」や「MAX制」と呼ばれます。初心者同士のラウンドでは採用していることが多いので、同伴者に確認を。
まとめ:コースデビューまでにやること
今回解説したルールをまとめます。
- OB:1ペナ、打ち直し(暫定球を活用)
- 池ポチャ:1ペナ、池の手前からドロップして打てる
- ロストボール:1ペナ、打ち直し(3分以内に探す)
- バンカー:構えるときにクラブを砂につけない。打ち終わったらレーキで砂をならす
- スコア:ペナルティも含めて打数を数える
これだけ覚えておけば、初ラウンドで「ルールがわからなくて立ち往生する」ことはまずありません。
次のステップとしては、打ちっぱなしで実際にクラブを振る練習を積みつつ、同伴者の動きを見ながらコースのペースに慣れることが大切です。ルールは体で覚える部分も多いので、1ラウンドこなすと自然に身についてきます。
ルールを覚えたら、次は「正しいスイングを身につけること」が課題になります。独学で練習を続けると、間違った打ち方が癖として定着してしまうことがあります。特にOBや池ポチャが多い原因はスイングにあることがほとんど。早い段階でプロに基本を教わると、修正コストが大幅に下がります。こういった選択肢のひとつとして、RIZAPゴルフの無料体験レッスンがあります。気になる方はチェックしてみてください。


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