「ゴルフを始めようと思ってるけど、まず何をすればいいの?」
打ちっぱなし?自宅練習?それとも最初からコース?ゴルフを始めたばかりの人が一番困るのが、「練習の順番と場所がわからない」という問題です。
この記事では、ゴルフ歴ゼロから始めた人が最初の1ヶ月で何をすればいいかを、具体的に順を追って説明します。読み終わったら「今日から何をするか」がはっきりわかるはずです。
まず結論:最初の1ヶ月は「打ちっぱなし一択」でいい
コースに出るのは、最低でも打ちっぱなしで50〜60球を気持ちよく打てるようになってからです。最初からコースに行くと、周りに迷惑をかけるだけでなく、自分も楽しくない。まずは打ちっぱなし(練習場)で基本の動作を体に覚えさせることに集中してください。
打ちっぱなしの相場は、1球5〜10円程度。100球で500〜1,000円です。週1〜2回通っても月に4,000〜8,000円以内に収まります。コストも手頃で、時間も1時間あれば十分なので、気軽に行けるのが最大のメリットです。
打ちっぱなしに行ったら、最初にすること
打ちっぱなしに着いたら、まず7番アイアン1本だけを出してください。ドライバーは後回しです。
初心者がいきなりドライバーを振り回すのは、包丁を持ったことがない人がいきなり牛の塊肉を捌こうとするようなものです。7番アイアンは長さ・重さのバランスが良く、最初に感覚をつかむのに最も向いているクラブです。
最初の30分でやること
- グリップを確認する:グリップ(クラブの握り方)は動画で1本見てから行くと理解が早い。握り方が悪いと何百球打っても上達しません。
- アドレスを決める:ボールとの距離、足の幅、体の向き。最初はこれだけで悩みます。目安は「腕を自然に垂らしたときにグリップが来る位置」にボールを置く。
- ハーフスイングから始める:最初から大振りしない。腰の高さから腰の高さまで振るだけでOK。まずボールに当てる感覚をつかむことが先決です。
「そんな地味なことから?」と思うかもしれませんが、この段階を丁寧にやった人とやらなかった人では、3ヶ月後に明確な差が出ます。
自宅でできる練習|道具がなくてもできることがある
打ちっぱなしに行けない日でも、自宅で5〜10分やるだけで上達スピードが変わります。
素振り(道具なし)
クラブを持たずに、スイングの動作だけを繰り返す。鏡の前でやると自分のフォームが確認できます。1,000円前後で買える「素振り棒」を使うと負荷がかかって効果的ですが、なくてもOKです。
パター練習(自宅の床で可)
パターは芝の上でのボールの転がしです。自宅の廊下や床でカップ代わりにコップを置いて転がすだけで練習になります。パターはコースに出たときにスコアに直結する重要なクラブなので、早めに慣れておくと当日の精神的余裕が違います。
グリップの確認(毎日1分)
クラブを持つだけでいいです。正しい握り方を体に覚えさせるのは反復しかありません。テレビを見ながらでもできます。
練習の頻度はどのくらいが理想か
結論:週1回の打ちっぱなし+自宅で毎日5分が現実的で効果的なペースです。
週1回打ちっぱなしに行って100球打つ。これを2〜3ヶ月続ければ、コースデビューできるレベルには十分到達できます。週2回行けるならもっと早いですが、仕事が忙しい30〜40代には週1で十分です。
ただし、「ただ打つだけ」では上達しないということは覚えておいてください。毎回「今日はアドレスを意識する」「今日はフォロースルーを確認する」など、1つの課題を持って練習する習慣をつけましょう。
「全然上達している気がしない」と感じたら確認すること
1ヶ月打ちっぱなしに通ったのにボールが安定しない、という声はよく聞きます。原因のほとんどは以下のどれかです。
- グリップが毎回違う:打つたびに握り方が変わっている。グリップが変わればスイングも変わります。まず握り方を固定することが先決。
- 大振りしすぎている:飛ばそうとして力を入れすぎると、逆にミスが増えます。ゴルフは力ではなくタイミングのスポーツです。
- 毎回違うことをやっている:前回はドライバー、今回はアイアン、次回は……というのでは感覚が積み上がりません。最初の1〜2ヶ月は1〜2本のクラブに絞って練習する。
これらを自分でチェックするのは意外と難しいです。なぜなら、自分のスイングは自分では見えないからです。
まとめ:今日から始めるための3ステップ
長くなりましたが、要点をまとめます。
- ステップ1:打ちっぱなしに行く。7番アイアン1本、100球。グリップとアドレスを確認しながらハーフスイングから始める。
- ステップ2:自宅で毎日5分、素振りかグリップの確認をする。週1回の練習場通いと組み合わせて習慣化する。
- ステップ3:2〜3ヶ月後にコースデビューを目標に設定する。コースに出るまでに「アイアンでそこそこ前に飛ぶ」「パターで3打以内に入れられる」を基準にする。
最初の1ヶ月は「うまく打てない」のが普通です。それでも継続できれば、必ず「当たった!」という瞬間が来ます。その感覚が楽しくなったとき、ゴルフが趣味になります。焦らず、1つずつ積み上げていきましょう。
独学で続けるか、プロに見てもらうか迷っている方へ。


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