「ゴルフの練習を始めたいけど、打ちっぱなしで何をすればいいかわからない」
そう感じている人は、かなり多いです。クラブを振ってボールを打つだけで精一杯なのに、「何を意識すればいいのか」「どの順番で練習すればいいのか」なんて、誰も教えてくれませんよね。
この記事では、ゴルフ初心者が打ちっぱなしで「何を、どの順番で練習すればいいか」を具体的に解説します。闇雲に球を打ち続けるより、ずっと早く上達できます。
まず知っておきたい:初心者が打ちっぱなしで陥りがちな失敗
打ちっぱなしに行って、最初からドライバーをフルスイング。気持ちよく振るが全然当たらない。1時間後にはヘトヘトで、何も身につかないまま帰宅——これが「初心者あるある」の失敗パターンです。
原因は2つあります。
- ドライバーから練習している(一番難しいクラブ)
- 目的なく打っている(なんとなく遠くに飛ばそうとしている)
これを続けても上達しません。むしろ「変な癖」がつくだけです。最初の練習の方向性を間違えると、後から修正するのがとても大変になります。
初心者がまず練習すべきクラブ:7番アイアンから始める
最初に練習するクラブは7番アイアン一択です。理由はシンプルで、長すぎず短すぎず、扱いやすいからです。ドライバーはシャフトが長い分、スイングのブレが大きく出ます。初心者がいきなりドライバーを練習するのは、縄跳びの二重跳びを練習する前に三重跳びをやるようなものです。
7番アイアンで「ちゃんと当たる感覚」をつかんでから、徐々に他のクラブに広げていくのが正解です。
7番アイアンで確認したい3つのポイント
- グリップ:手のひらではなく「指」でクラブを握る。力みすぎない
- スタンス:肩幅くらいに足を開いて、ボールは体の中心より少し左(右利きの場合)
- スイング:腕だけで振らず、体全体を使って回転する感覚を意識する
この3つだけ意識するだけで、最初の1ヶ月はOKです。細かいことを気にしすぎると混乱します。
1回の練習で打つ球数と時間の目安
初心者の「1回の練習量」として、よく聞くのが「100球打ってきた!」というパターン。実はこれ、あまりおすすめしません。
理由は、疲れてくるとフォームが崩れた状態で打ち続けることになるからです。体が疲弊した状態で繰り返された動きは、そのまま「癖」として定着してしまいます。
初心者の練習量の目安はこれくらいで十分です。
- 練習時間:45〜60分
- 球数:50〜80球程度
- 頻度:週1〜2回
週1回でも、意識を持って練習すれば確実に上達します。週5回行っても、無目的に打ち続けるだけでは伸び悩みます。「量より質」は、ゴルフの練習でも同じです。
練習の「順番」:1回の打ちっぱなしの使い方
1回の練習をどう使うか、具体的な流れを紹介します。
①ウォームアップ(10球)
最初はアプローチウェッジ(短いクラブ)で軽く打ちます。体を温めながら「今日のコンタクトの感覚」を確認する段階です。飛距離は気にせず、ボールに当てることだけを意識します。
②メイン練習(30〜40球)
7番アイアンで、その日の課題を1つだけ決めて打ちます。たとえば「体の回転を意識する」「グリップの力を抜く」といった具合です。課題は1つに絞ること。複数のことを同時に直そうとすると、何も身につきません。
③クラブを変えて試す(10〜20球)
慣れてきたら、5番アイアンや9番アイアンなど、違う番手でも打ってみます。番手による飛距離感や打ち感の違いを体で覚える段階です。
④ウォームダウン(5〜10球)
最後はもう一度アプローチ系のクラブで軽く打って終わります。練習終わりにいい感触で打てると、次の練習への気持ちも前向きになります。
「打つだけ」から抜け出す:目標を決めて練習する
上達が早い人と遅い人の違いは、「目標を持って打っているかどうか」です。
目標の立て方は難しくありません。たとえば:
- 「今日は10球中7球、まっすぐ飛ばす」
- 「前回より少し遠くに飛ばす」
- 「ダフリ(地面を先に打つこと)をなくす」
このくらいシンプルで大丈夫です。目標があると、打った後に「なぜうまくいったか・いかなかったか」を考えるようになります。この「振り返り」が上達を加速させます。
何も考えずに打ち続けるだけでは、1年経っても同じ場所にいることになります。
まとめ:今日からできる練習の始め方
初心者がゴルフの練習を効果的に進めるためのポイントをまとめます。
- 最初は7番アイアンから練習する
- ドライバーはある程度当たるようになってから
- 1回の練習は50〜80球、45〜60分が目安
- 1回の練習で課題は1つだけに絞る
- 週1〜2回の継続が一番大事
まず次の打ちっぱなしでは「7番アイアン・課題1つ・50球」を試してみてください。それだけで、今までより確実に手応えが変わります。
1〜2ヶ月打ちっぱなしを続けてみて「なんか上達している気がしない」「何が悪いのかわからない」と感じたら、一度プロに見てもらうのも選択肢です。自己流で続けると、気づかないうちに変なクセがついてしまうことがあります。フォームのクセは早めに直した方が、後々ラクです。


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