ゴルフ練習の正しい順番|打ちっぱなしで何から始めるか迷っている初心者へ

練習・上達

「クラブを買った。打ちっぱなしにも行った。でも何をどう練習すればいいのかわからない」

ゴルフを始めた人のほとんどが、最初にこの壁にぶつかります。打ちっぱなしのマットに立って、とりあえずドライバーを振ってみたものの、全然当たらない。隣のおじさんはスパスパ飛ばしている。「自分、向いてないのかな……」と帰り道に落ち込む。

この記事では、そういう「練習の順番がわからない初心者」に向けて、何から始めると最短で上達できるかを具体的に解説します。

まず知っておきたい:打ちっぱなしでドライバーから打つのはNG

初心者が打ちっぱなしでやりがちな最大のミスは、「最初からドライバーを振ること」です。

ドライバーはクラブの中でもっとも長く、もっとも難しいクラブです。シャフトが長い分、スイング軌道のズレが大きくなり、初心者が当てるには技術的なハードルが高い。にもかかわらず「飛ばしたい」という本能から、多くの人がいきなりドライバーを選んでしまいます。

正しい練習の順番はこうです。

  • 最初の1〜2ヶ月: 7番アイアンだけ使う
  • 慣れてきたら: 9番アイアン・5番アイアンに広げる
  • アイアンが安定してから: フェアウェイウッドやドライバーに挑戦

7番アイアンは「クラブの中間」に位置するため、振りやすくミスが出にくい。まずここで「ちゃんと当てる感覚」を作ることが、上達の最短ルートです。

1回の練習で打つ球数は「50球以内」が理想

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打ちっぱなしに行くと、ついバケツを大きくしてしまいがちです。「せっかく来たんだから元を取ろう」と200球打つ人もいます。

ただ、初心者が200球打っても上達には繋がりにくいのが現実です。理由は2つ。

1つ目は「疲れるとフォームが崩れる」から。50球を超えたあたりから集中力が落ち、バラバラなスイングを繰り返すだけになります。変な動きを反復するのは、むしろ逆効果です。

2つ目は「考えながら打てなくなる」から。ゴルフの練習で大事なのは、1球1球「何を意識して打つか」を明確にすること。疲れてくると考えるのが面倒になり、ただ振るだけになってしまいます。

おすすめは「1回あたり50球、1テーマだけを意識して打つ」こと。費用は打ちっぱなしによりますが、50球なら500〜800円程度。週2〜3回通っても月3,000〜5,000円で収まります。

「1テーマ練習」のやり方:具体的な意識ポイント3選

「1テーマだけ意識する」と言っても、何を意識すればいいのかわからないと意味がありません。初心者が最初に取り組むべきテーマを3つ紹介します。

テーマ①:グリップ(クラブの握り方)

ゴルフの全ての動作はグリップから始まります。握り方が間違っていると、どれだけスイングを磨いても限界があります。

初心者に最も適しているのは「オーバーラッピンググリップ」か「インターロッキンググリップ」のどちらか。違いは小指の置き方だけなので、どちらでも構いませんが、まず1種類に決めて固定することが重要です。

最初の10回の練習は「毎回同じグリップで握れているか」だけを確認する、というのも立派なテーマです。

テーマ②:アドレス(構え)とボールの位置

アドレスとは、ボールを打つ前の「構え」のことです。足の幅・体の向き・ボールと体の距離——これがズレているだけでボールの方向はバラバラになります。

7番アイアンの場合、ボールは「両足の真ん中よりやや左足寄り」が基本。体とボールの距離は「腕を伸ばしたときにクラブが地面に自然に届く位置」を目安にします。

毎回同じポジションに構えられるかどうかを意識するだけで、球筋が安定してきます。

テーマ③:テークバックをゆっくりやる

初心者がミスを連発する原因の多くは「テークバックが速すぎること」です。テークバックとはクラブを引き上げる動作のこと。ここが速いと体の回転とクラブがバラバラになり、インパクト(ボールに当たる瞬間)がズレます。

「テークバックを今の半分のスピードで上げる」と意識するだけで、当たりが格段に良くなるケースが多いです。これは中級者になっても有効なテーマなので、早めに習慣にしておくといいです。

「なんとなく打つ」をやめると、練習が急に楽しくなる

テーマを決めて練習するようになると、「今日は当たった/当たらなかった」ではなく「今日はテークバックを意識したら3割くらい改善できた」という視点になります。

これが大事で、ゴルフの上達は「何を改善したか」が積み重なったものです。なんとなく100球打って「今日もダメだった」で終わる練習を続けると、何ヶ月たっても変わりません。

逆に、50球でも1テーマを意識して打てれば、週1回の練習でも確実に前進できます。

練習頻度と上達の目安:正直な話

「週何回練習すれば上達しますか?」という質問をよく受けます。正直に言うと、以下が現実的な目安です。

  • 週1回(月4回): 半年でコースデビューできるレベルになれる可能性がある
  • 週2〜3回: 3〜4ヶ月でコースデビューの準備が整う
  • 週1回未満: 前回の感覚を毎回リセットするので上達は遅くなりやすい

ただしこれは「正しいテーマを持って練習した場合」の話です。なんとなく打ち続けても、週3回通っても上達は期待しにくいです。

また、自分のスイングを動画で撮って見返すことも非常に有効です。スマホをマットに立てかけるだけで録画できます。「自分ではゆっくり振っているつもり」でも動画で見ると意外と速かった、というのはよくある発見です。

まとめ:今日から始める3つのアクション

記事の内容を整理します。

  • 1. 打ちっぱなしでは7番アイアンだけ使う(ドライバーは後回し)
  • 2. 1回50球以内、1テーマだけ意識して打つ
  • 3. スマホで自分のスイングを撮って確認する

この3つを次回の打ちっぱなしから試してみてください。「なんとなく打つ練習」から「改善する練習」に変わると、ゴルフが一気に楽しくなります。

コースデビューの目安は「7番アイアンで10球中7〜8球がまっすぐ飛ぶ」くらい。焦らずそこを目指しましょう。

ただ、1人で練習していると「自分のフォームが正しいのかどうか」が確認できないという問題があります。変な癖がついてから直すのは、最初から正しく覚えるより何倍も時間がかかります。「なかなか上達しない」「同じミスを繰り返している気がする」と感じたときは、プロに見てもらうという選択肢も頭の片隅に入れておくといいかもしれません。

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